外国人からメッセージが届いた。
翻訳してみれば、なんとなく意味は分かる。
でも、
「この意味で本当に合っているのか」
「どう返せば失礼にならないのか」
「自分の言いたいことが正しく伝わるのか」
ここで手が止まってしまう人は少なくありません。
外国語が苦手でも、AIをうまく使えば、外国人とのメッセージを自分で理解し、自分で返信できる場面はかなり増えています。
大切なのは、AIにすべて任せることではありません。
AIを自分の外国語の道具として使うことです。
翻訳するだけでは足りない
外国人からメッセージが届いたとき、最初に思いつくのは翻訳でしょう。
もちろん、それも必要です。
しかし、実際のやり取りでは「日本語に訳す」だけでは足りないことがあります。
たとえば、
「相手は何を聞いているのか」
「何を答えればいいのか」
「丁寧な表現なのか、くだけた表現なのか」
こうしたことまで分からなければ、返信を作るのは難しいからです。
そこでAIを使います。
まず「意味」と「意図」を確認する
外国語のメッセージをAIに入れたら、単に「翻訳してください」だけで終わらせません。
たとえば、
「この文章を日本語にしてください。さらに、相手が何を伝えたいのか、簡単に説明してください。」
と聞きます。
これだけでも、
外国語 → 日本語訳 → 相手の意図
という順番で整理できます。
長いメッセージなら、
「私が回答する必要があることを箇条書きにしてください。」
と追加してもいいでしょう。
何に答えればいいのかが見えやすくなります。
返信は、まず日本語で考える
最初から外国語で文章を考える必要はありません。
まず、自分が伝えたいことを日本語で書きます。
上手な文章でなくても構いません。
たとえば、
「来週なら大丈夫です。火曜日か木曜日が希望です。時間は午後がいいです。」
この程度で十分です。
それをAIに、
「この内容を、相手に失礼のない自然な英語の返信にしてください。」
と頼みます。
外国語を自分で一から作るのではなく、
自分で内容を決める → AIに外国語を整えてもらう
という考え方です。
送る前に、もう一度日本語へ戻す
ここは大切です。
AIが作った外国語を、そのまま送信しないようにします。
最後に、
「この英文を日本語にすると、どんな意味になりますか?」
と確認します。
自分が伝えたかった内容と違っていたら、修正します。
基本は、
① 原文を確認する
② 相手の意図を整理する
③ 日本語で返信内容を決める
④ AIに外国語へ整えてもらう
⑤ 日本語へ戻して確認する
⑥ 送信する
この流れです。
LINEでもWhatsAppでもメールでも基本は同じ
使っているサービスが変わっても、考え方はほとんど変わりません。
LINEでも、WhatsAppでも、メールでも、
受け取る → 理解する → 考える → 作る → 確認する → 送る
です。
この自分なりの手順を一度作ってしまえば、外国語のメッセージが来るたびに慌てることも少なくなります。
AIにも間違いはある
便利だからこそ、ここは忘れてはいけません。
AIの翻訳や説明が必ず正しいとは限りません。
特に、
契約
金額
支払い
医療
法律
重要な予約や条件
など、間違えると大きな問題になる内容は慎重に確認する必要があります。
分からないものを無理にAIだけで判断しないことも、AIを使う技術の一つです。
外国語ができることより、自分で対処できること
外国人とのメッセージのために、すべての外国語を覚える必要はありません。
必要なのは、
外国語で困ったときに、どうAIを使えばいいかを知っていること。
外国語のメッセージが届いても、
「分からないから無理だ」
で終わらず、
「まずAIで整理してみよう」
と思えるようになる。
そこが最初の一歩です。
まずは一つ、試してみる
TranslateJPでは、外国語で困ったときにAIを使う基本を、
「AIで外国語に困らない はじめ方ガイド」
にまとめています。
チャット・メールだけでなく、海外旅行、海外との売買、訪日外国人対応にも使える基本を紹介しています。

